薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

キン肉マン 第316話「超人と“オメガの未来”!!の巻」の感想

[1] はじめに
今回はオメガ編が完結し、これから調和の神編が始まるぞというところで終了。
オメガ編は綺麗にまとまりましたし、これからの調和の神編に期待を持たせつつといった感じでした。
そんな感じで、今回の感想を書いていきたいと思います。

[2] 印象に残ったこと
 (1) オメガ・ケンタウリの六鎗客編 完
調和の神勢が攻めて来るにもかかわらず、オメガの星を再生させるため時間の猶予がないオメガ勢。
そこでなんとか見出した希望である友情パワーも、恨みの歴史に生きてきた自分たちには手にする資格がないと落ち込むオメガ勢。
その時、キン肉マンの「あるともさ!」の一言。
これにはしびれましたね。
この場面を見た瞬間、目頭が熱くなりました。
ここぞという時にビシッと決めてくれるキン肉マンが最高にカッコいいです。
そしてまた、自分たちの過ちに言及しようとするアリステラに対し「そんなもんへのつっぱりはいらんですよ!!」と何でもないように言い放つキン肉マンと「こ…言葉の意味が…よくわからんが…」と返すアリステラの掛け合い。
ここでその台詞が出て来るかと、思わずニヤリとしてしまいつつも、妙に様になっているのが素晴らしかったです。
こうして、キン肉マンとの友情の握手を受け入れ、友情パワーに目覚めたアリステラ。
この場面を見ていて、キン肉マンとアリステラが組んでも面白いコンビになりそうだなと思いました。
それから、友情パワーを手にしたアリステラにザ・マンからサイコマンが開発した禁断の石臼が贈られる。
これが最初修復されているのを見たとき、なんでなんだろうとは思っていましたが、なるほどここで出て来るのかと物凄く腑に落ちました。
それと、間接的にではありますが、サイコマンの研究が認められたように感じ、それも含めてよかったなという思いがとても強かったです。

 (2) 運命の5王子
場面変わって、最初にビッグボディ、めちゃくちゃカッコよかったです。
なんというか、5王子の中で主人公感が出ていたように思いました。
そしてなんと、ゼブラ生存。
まぁ、マリキータマンの生命力の強さを見ているだけに、そこまで不思議でもありませんでしたが。それはそれとして、マリキータマン戦でのマッスル・インフェルノは完全版ではないと信じているので、是非とも調和の神勢に完全版を披露してもらいたいと思います。
そして、フェニックスも復帰。
フェニックスもまだまだこんなもんじゃないと思うので、今後の戦いぶりを楽しみにしたいと思います。

 (3) 調和の神勢、来襲
今回ラスト、調和の神勢が来襲しましたが、正直早くね? と思いました。
なんとなくですが、しばらくの時間的猶予があってその間に、各々戦いで負った傷を癒したり、神勢との戦いに向けて修行を積んだり、みたいなことがあるのかなと思っていましたが、すぐ来ましたね。
いや、オメガ編開始時にザ・マンの竹刀を折っていた謎の存在がいたので、地球に既にいたと言えばそれまでなんでしょうけど。
しかも、即戦闘開始となったら、オメガ勢が戦いに参加するのが、終盤になりそうだなと思いました。

[3] おわりに
今回でオメガ編が完結となりました。
序盤はあまりオメガ勢に興味が持てませんでしたが、オメガ編が終わってみればそれぞれに魅力的な超人ばかりだったなと思います。
アリステラとか、最初はディクシアのマイナーチェンジというイメージしか持てませんでしたが、話が進むにつれ、そのオメガ宗家としてのまっすぐさや実は友情に厚いところなど、とっても素晴らしい魅力に溢れた超人でした。
そのため、これからの調和の神編での活躍がとっても楽しみです。
といったところで、調和の神編を期待しながら、今回の感想はここまでにします。
お読みいただき、ありがとうございます。