薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

キン肉マン 第296話「“希望”になった男!!の巻」の感想

前回、アリステラの過去が明かされ、そのキャラクターが掘り下げられましたが、それを踏まえてどのように試合が展開していくのか……といったところで今回の感想を大きく三つのポイントに分けて述べていきたいと思います。

(1) アリステラを見誤っていた
今回のアリステラの台詞を読んでいて、前回までの自分はアリステラのことを見誤っていたなと思いました。
前回を読んだ段階では、アリステラが優先するのはオメガの星や民を救うことではなく、打倒神を達成してオメガの恨みを晴らすことなのかなと思っていました。
そのため、アリステラの心の中では、オメガの民の手のひら返しに冷ややかな視線を向けていたのだと思っていました。
しかし、今回のアリステラの台詞から、彼はそんな小さな男ではなかったのだと思い知らされました。
なので、アリステラがキン肉マンにシンパシーを感じると言うのも凄く納得がいきましたし、パイレートマンの「ああいうヤツなんだ」という台詞が凄くグッと来ました。
こうして、アリステラという超人にさらに魅力を感じるようになりました。

(2) マリキータマンはやっぱりサタンのスパイじゃないかも
「マリキータマンが実はサタンのスパイでは?」という説をときどき目にすることがあり、自分もその方が展開的にサタンの本隊を出すときに使いやすい流れではあると思っていました。
とはいえ、今までのマリキータマンの言動に武人っぽい印象を受けているので、その流れは嫌だなとは思っていました。
そこで今回を読んでいて、アタル兄さんの猛攻を受けるアリステラを本気で心配しているように見え、やっぱりスパイではないのではないかと感じます。
ただまぁ、これからどのような展開が待ち受けているのかはわからないので、まだまだ安心は出来ませんけど、とりあえず今回は大丈夫そうで良かったなと思いました。

(3) ここでナパームストレッチ
今回の最後、アタル兄さんがナパームストレッチをかけるところで終了しましたが。
これが決まるのかどうか……正直決まらないのではないかと思いました。
だって、アリステラもまだまだ余力がありそうですし、技を返せる気がします。
仮に、炸裂してもアリステラ版業火のクソ力を習得完了し、耐え切るのではないかと思えてきます。
一応アタル版マッスル・スパークもありますし、アタル兄さんに新技が用意されている可能性もあるので、ここでナパームストレッチを出しても大丈夫だとは思いますが、個人的にはまだ早かったのではないかと感じてしまいました。
でもまぁ、アリステラの特性上、試合を早期決着を狙うべきなのは確かだと言われれば反論出来ないことではあります。
そのため次回、どのような展開が待っているのか注目ですね。

今回の感想は以上のようなものになります。
試合自体はアタル兄さんの人気的にフルメタルジャケッツの勝利を予想はしていますが、なんとなくアリステラの方が主人公感あるなというのも正直な感想ではあります。
そのため、試合そのものだけを見た感じ、まだまだどっちが勝つのかわからないという印象なので、この試合がこれからどうなっていくのかまだまだ楽しみです。
といったところで、今回はこのへんで。
お読みいただき、ありがとうございます。