薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

キン肉マン 第304話「真・オメガの救世主!!の巻」の感想

[1] はじめに
前回で試合が終わり、さてこれからどうなるってところから今回はスタート。
というわけで、今回の感想を書いていきたいと思います。

[2] 印象に残ったこと
 (1) パイレートマンの激励
今回の敗北によって道を失ってしまうアリステラ、そこにパイレートマンの熱い言葉。
キン肉マン戦のときから見られましたが、ホントにパイレートマンは熱いし人格者ですね。
そして、今まではひとりで背負い込んでいたアリステラが、これからは仲間を頼れるようになって行くのだなと思うと、大きすぎる犠牲でしたが、そこは良かったなと思いました。
それにしてもパイレートマンの「お前の価値をお前が勝手に決め込むなーっ!」という台詞、自信を失いかけているときに言われたらとても励みになるなと思いましたね。
加えて「ちょうど我輩は船乗りだ海図を読むのは慣れている」と照れながら言うところにも親しみを感じました。

 (2) 遂にサタン登場
アリステラに新たな道が見え、わかりあえたことにうれし涙を流すブロッケンに温かい言葉をかけるアタル兄さん。
こうしてオメガ編が綺麗にまとまるかと思いきや、ここでサタンが登場。
サタンの目的は一億パワーに到達したアリステラを依り代とし、ザ・マンに取って代わることだったみたいですね。
とりあえず、サタンの目的が判明したので、そこはすっきりしたという感じでしょうか。
しかしながら、そんな目論見も失敗に終わり、制裁の一撃をアリステラに放つサタン。
この場面、7人の悪魔超人編が懐かしく感じてしまいますね。

 (3) マリキータマン……
危うしアリステラといったところで、アタル兄さんが助けるのかと思いきや、マリキータマンが身を挺してアリステラを守るとは。
マリキータマンがサタンのスパイ説が結構あって、心配をしていましたがそうではなかったのが良かったと言えば良かったのですが、まさかこんな形でそれが証明されるとはと切な過ぎます。
そして、マリキータマンってアリステラの親友っぽい感じだったことから、アリステラに与える影響が気になりますね。
新たにサタンに対する恨みの念が爆発しそうですが……むしろサタンとしてはそれが狙いなのかな。
慈悲に目覚めかけたアリステラを引き戻すためみたいな。
そうして、アリステラがその恨みを乗り越えてサタンに慈悲の心を持てるかどうかがこれからの物語になっていくのかなとかふと思いました。
そうなると完全にアリステラが主人公になってしまいますね。

[3] おわりに
今回はオメガの絆の強さが存分に発揮された回でしたね。
パイレートマンの熱さも素晴らしかったですし、マリキータマンの献身にも心打たれました。
それらのことからアリステラが今後どのような動きを見せていくのか気になりますし、サタンも物語にどのような関わりを持って行くのか注目したいです。
といったところで、今回はここまでとします。
お読みいただき、ありがとうございます。