薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

キン肉マン 第315話「ソルジャーの決意表明!!の巻」の感想

[1] はじめに
今回も所謂説明回というものだったとは思いますが、読み応えばっちりの素晴らしい回だったと思います。
これからの相手の判明、そして超人の存亡をかけた欠片の争奪戦を目前に控えて、ワクワクしながら今回の感想を書いていきたいと思います。

[2] 印象に残ったこと
 (1) ソルジャーの決意
前回、第一の危機を新たな世代の超人たちが解決したとしてザ・マンから賛辞を贈られていましたが、正直サタンはジャスティスマンが退けたのだけど良いのかなとは思わなくもなかったです。
まぁ、サタンの行動は通常からすればイレギュラーなものだったからその辺は例外的な取り扱いということで納得はしてましたが。
それを今回、アタル兄さんがきちんと指摘してくれてスッキリしましたね。
またここで、アタル兄さんの決意表明を聞いたときのザ・マンとジャスティスマンの優し気なほほ笑みがたまらなくカッコ良くてグッときましたね。

 (2) 完璧勢の本格参戦
次なる相手が神ということでキン肉マンがお決まりのビビりを発動させたところでネプチューンマンとネメシスが登場。
完璧超人始祖編では闘う機会のなかったネプチューンマンでしたが、今回はありそうでどんな闘いぶりを見せてもらえるか楽しみですね。
そして、ネメシス(サダハル様)の登場でキリっとした態度になるキン肉マンが面白くもありつつ、ネメシスに対する尊敬の念が感じられて良かったです。
また、今回ネメシスとアタル兄さんの初対面でしたが、「タツノリの面影を感じるな」というネメシス最大級の賛辞と、それに謙遜して答えるアタル兄さんが素敵でした。

 (3) 欠片の争奪戦開始
前回から、次の相手はどうなるのだろうと思っていましたが、神そのものが下天して攻めて来ることに。
それを聞いて、可能性としてあるとは思っていましたが……正直、このシリーズが終わったら次のシリーズはどうなってしまうのだろうと、気の早いことを思ってしまいました。
いやまぁ、別に壮大なストーリーがなくても、超人オリンピックみたいので単純に競い合う超人たちを見るだけでも個人的には構わないのですけどね。
それはともかくとして、ザ・マンクラスの存在と闘って勝てるのかちょっと心配になりそうですが、意外と調和の神以外はそうでもないかもしれないとも思います。
というのも、たしかザ・マンと調和の神が2大派閥の長みたいな感じで言われていたと思うので、ザ・マン並みに強いのは調和の神だけで、単なる派閥員の神なら比較的どうにかなるんじゃないかなと。
そして最後、邪悪五大神の持っている欠片も守らなければならないということでしたが、キン肉マンの言うようにザ・マンの持つ欠片だけ守っていれば大丈夫なんじゃないかとは確かに思いました。
でもたぶん、ちょっとぐらい欠片が足りなくても多少威力が低下してカピラリア光線自体は照射できるんだろうなとは思うので、やっぱり全部守んなきゃって感じになりそうだなと思いました。

[3] おわりに
次回以降、正義・悪魔・完璧・オメガと勢揃いの総力戦が開始されることになるようですが、とってもワクワクしてきますね。
サタンに隔離されていた超人たちもこれから続々と参戦してくるだろうし、もしかしたらロビンマスクもどうにか辻褄を合わせて登場してくるかもしれませんし(というか、実は生きてたで個人的には十分ですけど)。
そんな感じで、これからの展開を楽しみにしつつ、今回はここまでにします。
お読みいただき、ありがとうございます。