薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

キン肉マン 第314話「“調和の神”の正体!!の巻」の感想

[1] はじめに
連載再開ですね。
今回は所謂説明回でしたが、いろんな謎が明かされてとっても読み応えのある回でしたね。
といったところで、今回印象に残ったことを中心に感想を書いていきたいと思います。

[2] 印象に残ったこと
 (1) ザ・マン………
今回、オメガの祖先が粛清されたことについての真実がザ・マンから語られましたが、とっても綺麗にまとまりましたね。
以前フェニックスがザ・マンは味方だと言っていましたが、まぁそうなんだろうけど、どうやって辻褄を合わせるんだろうと思っていたので、その整いぶりに驚きました。
そして、不幸な歴史を歩ませてしまったオメガに対する謝罪とそれを受けてのアリステラの涙。
その場面を見た瞬間はこちらまでうるっとさせられました。
しかも、横で労わるような優しい眼差しを向けるキン肉マンも凄く良いなぁと感じました。

 (2) カピラリア
カピラリアに関しても今回、欠片に分けて各神が持っているという設定も明らかになりましたね。
ここで、キン肉星王位争奪編に登場したプリズマンはこの欠片に知性の神がその名の通り知性を欠片に与えて造った超人なのかなと思いましたが、この先その辺については語られるのでしょうか。
そしてまた、邪悪五大神が味方についた理由もなるほどという感じでしたね。
先の王位編で改心してのことだと言うよりも説得力が物凄くあるなと思いました。

 (3) サタン
このシリーズによってサタンという存在についてもかなり語られてきましたが、その扱いが……なんと言うか、手厳しいですね。
いやまぁ、ジャスティスマンによってその威厳をめちゃくちゃにされましたが、今回さらに中途半端な存在とか、コソ泥みたいな言われようとかがね。
ただまぁ、そのサタンもジャスティスマンだからこそボコボコにできたレベルの強さで、他の超人にはかなり手強い相手でもあるだろうし、これから登場してくる相手もその準神クラスか調和の神本人が攻めて来るのだろうと思うと大変だなと思わずにはいられませんね。

[3] おわりに
これからは調和の神が本格的にストーリーに関わってくるのだろうとは思いますが、どんなふうになるのか目が離せませんね。
運命の5王子のような代理の超人を立てたり、サタンのような準神を派遣してくるのか、はたまた自分や仲間の神を率いて攻めて来るのか。
ザ・マンは自信たっぷりにしていますが、果たして次なる危機を乗り越えることはできるのか、といったところで、今回の感想はここまでにします。
お読みいただき、ありがとうございます。