薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

キン肉マン 第303話「オメガの落涙!!の巻」の感想

[1] はじめに
アリステラのΩハルマゲドンアベンジャーから脱出し、逆にアタル兄さんが技をかけるところから今回はスタート。
さて、どんな技が繰り出すのかと言ったところで、今回の感想を書いていきます。

[2] 印象に残ったこと
 (1) アタル版マッスル・スパーク
前回の時点で、新技が出ると思い込んでいたので、予想外でした。
いや、この試合でまだ出していなかったので、普通に考えたら出てもおかしくなかったですね。
とまぁ、それはともかくとして、今のアタル兄さんに繰り出せる「最大の慈悲の技」ってのがカッコいいし、何より説得力が抜群でした。
とはいえ、回転が加わっている分威力が凄そうで、正直「慈悲とは……」と少し思ってしまったのはここだけの話。

 (2) アリステラの涙
初登場時の敵キャラとしてのイメージから、回を重ねるにつれだんだんオメガに対する印象が良い方に変わって行き、この試合でアリステラの過去が明かされてからはとても応援したいと思うようにまでなっていました。
そのため、アリステラの涙はとても切なかったし、より一層感情移入してしまいました。
そして、やはりアリステラにもフルメタルジャケッツの気持ちが伝わっていたのは良かったです。
さらに、その気持ちを察しながらアリステラに寄り添っていたマリキータマンも素晴らしかったです。
ただ、「殉じてくれた」という言葉が使われているのが心配ですが、是非ともマリキータマン生存を祈るばかり。

 (3) オメガの希望
今回の決着により、アリステラも慈悲の心を認める決心がついたようで、そこは良かったなと思いました。
またここで、アタル兄さんがアリステラの純粋さを認め、さらなる可能性を示したところもたまらなくカッコよかったです。
そしてこのときのアリステラの顔つきが幼少期のようになっており、この瞬間アリステラが本来の自分に戻れたのだなと感じました。
そんなふうに思うと、今までずっと無理してたんだろうなと思わずにはいられませんし、そんなアリステラだからこそディクシアや六鎗客の仲間もついてきたのだろうなと思わされました。
こうして、失うものも多かったですが、これでやっとオメガを救う希望が見えてきたと思うので、それが上手くいくことを願うばかり。

[3] おわりに
今回でこの試合の決着が付きました。
正直、サタンが試合にどのような影響を及ぼすか気にはなっていましたが、試合自体は何事もなく出来て良かったと思います。
ただ、この直後どうなるのかが気になりますね。
サタンの本命部隊が登場してくるのか、やっとわかりあえたオメガに何らかの手を下すのかとか色々考えられます。
そんな感じで、次回が気になりつつ、今回はここまでにしておきます。
お読みいただき、ありがとうございます。