薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

グリッドマン 第2回「修・復」の感想

「SSSS.GRIDMAN」の第2話の感想です。
今回は、怪獣戦後の世界がどう変わって、どう変わらなかったか。
そして、怪獣を送り込んでいたのが誰か。
新しい仲間と協力して、第2の怪獣を倒すという話でした。
というわけで、今回の感想を書いていきたいと思います。

学校が直っていると同時に祐太、将、六花の3人しか怪獣のことやグリッドマンのことを覚えていないとのことで、驚きました。
そして前回、火球が飛んでいった先にいた同級生たちが、中学時代に亡くなっていたという扱いになっていて、信じられない気持ちでした。
なんとなくですが、前回を見た段階で大丈夫かなと心配しつつも、心の中ではたぶん助かってるだろうという楽観視していたので、めちゃくちゃ驚きました。
しかも、街中に怪獣がごろごろいるのに、祐太たち以外は誰も気付いてないとか、信じられないぐらい恐い世界だなと思いました。
特撮版のグリッドマンを小さいとき見ていたとは思うのですが、内容を忘れているため、なんとも言えない部分が大きいですが、グリッドマンの世界観のハードさに圧倒されています。
……でもま、子供の頃あんまり気にしていなかっただけで、ウルトラマンの世界でも怪獣が暴れたりしてたら同じぐらいハードだったとも思えるので、視点が違うというだけのことかもしれませんが。
ただまぁ子供の頃は「ゼットンが最強だ!」とか「いや、メフィラス星人の方が上!」みたいな強いヤツ議論をワイワイやっていただけだったと思うので、そういった意味でなんとなく昔の感覚と違うなと思いました。

それで、今回で黒幕が新条アカネだったことがわかりました。
正直「わかるの早ッ!!」とか思いました。
なんか、こういうのって影だけ見せるとか、もっと長いこと謎な存在にして引っ張るもんだと思っていたので、展開の速さに驚かされます。
また、前回自分は新条アカネがグリッドマンの仲間的存在の宇宙人みたいなのを予想していましたが、全く持って外れました。
なんというか、恥ずかしい気持ちでいっぱいです。
にしても、前回すんごい完璧超人みたいな言われかたしてたのに……てっきり、悪の宇宙人とかに故郷の星を滅ぼされて生き残ったどこかの星のお姫様だったとかそういうのを想像してたのに。
実際は家はゴミ屋敷だし、性格もかなり残虐だしとなかなか凄いキャラで驚かされます。
……なんか、今回のグリッドマン、驚かされてばっかりです。
それだけ、テンポが速いってことなのかもしれませんね。
それと、エンディングを見ていて「違うアニメ?」って思いました。
なんか、今回は「新条アカネ」というキャラの在り方にものすごく振り回されたような気がします。
これから、なんでこんなことをするようになったとかのキャラの掘り下げがなされていくと思うので、目が離せませんね。

それから、前回も出てきた鋭い目つきの彼ですが「サムライ・キャリバー」という名のどうやらグリッドマンの仲間であるらしいことが判明。
……展開速い、こちらももっと引っ張るもんだと思ってました。
それはともかく、ドア枠に刀が引っ掛かるなど独特な行動もありますが、性格自体はなかなか良いようで、炭酸が苦手な六花にお茶を渡したところとかとても好感が持てました。
そんなサムライ・キャリバーですが、なんとグリッドマンの武器になるというのがアツかったです。
自分の感覚がのんびりしすぎてるのかもしれませんが、しばらく(5話ぐらい?)素手で戦っていくなかで、段々苦戦するようになってから新たな力として武器を手に入れるみたいな展開をイメージしていたので、2話で早々に武器を手にしたのが驚きでした。

あとは、将が高校に存在しないことになっていた同級生の住所を突き止めることができたのが不思議でした。
それとも、話が進むうちにところどころ辻褄が合わない部分が出てくることによって、現実だと思っていた世界とは別の世界が展開されていたことに気付くとかそういう話になってくるのかなとか思ってみたり。
こういったことも、これから明らかになっていくのかなと期待していきたいと思います。

今回印象に残ったのはこんな感じです。
というわけで、今回はここまでにします。