薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

キン肉マン 第285話「世界の鍵を握る兄弟!!の巻」の感想

前回リアル・マッスルブラザーズ結成に期待が高まりましたが、キン肉マンが満身創痍のため、残念ながら叶いませんでした。
まぁたしかに、アタル兄さんが前回の最後無言だったりしたので、結成されないのではという予想の声もあったので、やっぱそうなのかという感じではありましたね。
しかしながら、キン肉マンにここまで深手を負わせるとは改めて、パイレートマンって強かったんだなと思わずにはいられませんね。
見た感じだと、マリポーサやビッグボディは連戦可能っぽかったので、なおさらそう思いました。
また、前シリーズでキン肉マン対ネメシスの前にメディカルマシーンで回復してから試合をしていましたが、今回はそれをする時間もないほど余裕がないみたいなので、オメガ勢との試合直後、もしかしたら試合中にサタンの本隊が攻めてきたりするのかなと思ったりしましたね。
でも、キン肉マンが「兄さんと組んで闘えるなんてチャンスこの先どれだけあるものか!?」と言っていましたが「確かに!!」とか思いながら読んでました。
それぐらい、リアル・マッスルブラザーズは見てみたいタッグチームだったなと思うので、また別の機会に見れたらいいなと思います。
そして、キン肉マンが闘えないとなり、ではどうするかといったところで、アタル兄さんは残虐の神の力により結界に閉じ込められた超人を外に出すということを選択。
思わず「なるほど!!」と唸りましたね。
でも、神の力でもひとりが限界らしいので誰を選ぶのかに注目が集まりますね。
アタル兄さんとチームを組んでいた超人血盟軍やアタル兄さんの運命のページの灰を使った関係でネプチューンマン、そして血のつながり的にネメシスあたりが選ばれるのかなという感じですが。
裏技的にブラックホールの異次元空間に悪魔超人軍を一度吸い込んでブラックホールひとりが結界から抜け出し、吸い込んでいた悪魔超人軍をまた放出すれば戦闘に参加できる超人がぐっと増えるでしょうが、なんとなくそれは雰囲気が崩れそうなのでないかな。
でもま、なんとなくですがコマの描かれ方的にネプチューンマンが選ばれそうな気はしますね、前シリーズでも試合がなかったし、マグネットパワーの使い手としてもオメガ勢に関係を持たせられそうですし。
まぁ、個人的には悪魔超人軍が好みなので、悪魔超人から選ばれたら良いなとは思いますが。
そんな感じで、誰が選ばれるのかを楽しみにしつつ、次回を待ちたいと思います。
といったところで、今回の感想はこのへんで。

わたモテ 喪158「モテないし謹慎する」の感想

今回は謹慎中の様子をもこっちと吉田さんサイドから描かれていました。
読んでて、自分の高校時代に謹慎とか聞いた記憶がなかったので、謹慎というシステムはこんなふうになっているんだなとか思いながら読んでいました。
加えて、謹慎中の8時間自習っていうのが最高の環境じゃないかと思いました。
まぁ、授業ってスタイルが個人的に合わないっていうのもありますが、先生が監視してくれるっていうのも余計なことに気が散らないので勉強が捗りそうだなと感じました。
そして、謹慎処分の説明をしている間、吉田さんが麗奈さんのことを思い浮かべていたのが面白かったです。
それから、今回「私のせいでお前まで謹慎だろ」と吉田さんが発言しているコマ、吉田さんが特にカッコよくめちゃくちゃ美人に描かれているように感じたので、ここが個人的に最高でした。
そして、プリントの採点結果、もこっち70点に吉田さん60点となっていましたが、吉田さんが75点ぐらいで、もこっちが「ぐぬぬ」となるのが個人的なイメージなので、その辺がちょっと意外に感じました。
ただまぁ、吉田さんは進路をまだ決めていないことから、受験勉強も本格スタートしていないのでしょうから、こっから本気出したら凄いってことになりそうですけど。
というか、まだ進路を決めていないのが気になります。
是非とももこっち達と一緒に大学に行って欲しいなと思うので、そこが個人的に注目ポイントです。
それから、二人並んでうつぶせで会話していたところや昼休憩のシーンで、だいぶ距離感が縮まっているのを感じて、良いなと思いました。
あと、うつぶせの会話シーンで吉田さんのスタイルが凄く良いなと思うとともに、もこっちが細過ぎるなとも思いながら読んでいました。
そして、前回も描写されていたうっちーの叫びについて、もこっちサイドの反応を見れたのも良かったです。
個人的にうっちーを応援したいという思いから、うっちーの誤解が解けると良いなと思わずにはいられませんし、ここで先生の反応も良かったです。
というかこの先生もたまに登場しますが、良い先生感があってなんかホッとしますね。
そして、休み時間に独りのしずくちゃんを発見するもこっちですが、こういう描写をスッと挟んでくるところが良いですね。
これからしずくちゃんが同級生の友達を作っていけるのかとか気になりますし、もこっちがどんな影響を与えていくのかも興味深いです。
とりあえず、こちらも今後の展開が気になりますね。
そうして謹慎の一日目が終わりましたが、まこっちからの連絡がもこっちに来てないのが気になりました。
また、加藤さんも前回の様子を見るにちょっと恐ろしい展開になりそうな雰囲気もあるので、謹慎明けがどうなるのか、心配な気もしてきます。
それに、修学旅行からの慣れという部分も大きいでしょうが、現段階では加藤さんに対してかなり遠慮があり、吉田さんとはかなり打ち解けている感じが出ているだけに、余計気になります。
そんなわけで、今後の人間関係にも注目しつつ、次回はどんな展開が待っているのか楽しみにしたいと思います。
といったところで、吉田さん推しの自分としては今回、とっても嬉しい回だったなと感じながら、今回の感想を終わります。

キン肉マン 第284話「その男、厚情につき!!の巻」の感想

待望のアタル兄さん登場に沸いた前回から、本格的に物語に関わってきて、これからの展開がとても楽しみになってきつつ始まった今回。
王位争奪戦の時から、運命の5王子の中で一番カッコいいデザインだなと思っていましたが、今回改めてカッコいいなと思いながら読んでました。
「奪ったソルジャーマスクをどんだけ気に入ってるんだよ」みたいなネタをよく見聞きしますが、カッコいいものはカッコいいので、ずっとそのままでいてくださいとか思ってしまいます。
とはいえ、王位争奪戦が終わって残虐の神からの打診があるまではアタル兄さん本来のマスクで活動していたのだろうことから、一応ソルジャーマスクは今だけなんでしょうけどね。
そして登場後に最初に行ったのが、倒れたフェニックスを抱えコーナーポストに座らせたことだったのがとってもよかったです。
アタル兄さんの人格者としての面がよくよく感じられました。
それと、王位争奪戦の後フェイスフラッシュでみんな復活していたので、ソルジャーマンもてっきりそうなんだろうなと思っていましたが、実際は死亡したままだったのは驚きでした。
いやまぁ、真ソルジャーが戦いに加わっていたとしても、たぶん勝てなかっただろうなと思うので、この展開で良かったと思いますけどね。
なんというか、キン肉族三大奥義を習得しているフェニックスやゼブラが負けたのは今でも正直信じられない気持ちでいますが、真ソルジャーが負けても「まぁ、しょうがないよね」って感じで。
それから、アリステラの「神の世を終わらせる」という目標に対して「そんな小さな話ではない」と言っているのが気になりました。
神の世を終わらせるってものすごいことだと思うのですが、それが小さいこととなると、今回の六鎗客侵攻の裏にどんな陰謀が隠されているのか気になりますね。
しかも、オメガ勢は自分の意思で動いているつもりのところ、陰でいいように操られているということですから、太古の昔ザ・マン等の始祖達にオメガの民が追いやられたのも実際はもっと違う意味があったのかという感じがしますね。
また、アタル兄さんの「それがヤツらの巧妙なところだ」という発言中の「ら」というのも気になりますね。
サタンのことを指すだけなら「ヤツ」だけでいいので、敢えて「ヤツら」と言っていることから、今回の陰謀にはサタン以外にも関わっている者がいるんだなという感じで、これからの展開が気になりますね。
そうして、このまま話を続けていても平行線にしかならないということで、キン肉マンとアタル兄さん対アリステラとマリキータマンのタッグマッチを提案するアリステラ。
リアル”マッスル・ブラザーズ”ってものすごく期待値の高いめちゃくちゃ楽しみなタッグです。
これが実現するのかどうか、次回が気になりますね。
それと、アリステラが「そこに映っているキン肉マンと闘い”火事場のクソ力”の洗礼を受けたいと思っていたところなのだ!」という発言を聞いて、この闘いを通してパイレートマンのようにアリステラともわかりあうことが出来るようになりそうだなと思いました。
というわけで、次回以降に繰り広げられるタッグマッチ後、オメガ勢は敵ではなくなりそうな気がしました。
でも、マリキータマンが不穏だという予想もちらほら見聞きするのでそこが気になるところではありますが、どうなんでしょう。
個人的には、このシリーズを通してマリキータマンには武人キャラでいて欲しいなと思います。
といったところで、リアル”マッスル・ブラザーズ”に期待を込めながら、今回の感想はここまでとします。

わたモテ 喪157「モテないし謹慎するってよ」の感想

今回はもこっちと吉田さんが謹慎中に各キャラがどんなふうに過ごすのかが描かれていましたが、謹慎っててっきり自宅でするものだと思っていたのですが、学校に来て謹慎だったんですね。
そういえば、以前も麗奈さんが謹慎して指導室で自習してたとか言っていましたね。
あの時も、学校に来て謹慎するっていうスタイルがあんまりピンと来ないなとか思いながら読んでたな~とちょっと懐かしく思います。
それはともかく、今回のもこっちの登場は扉絵だけ、しかもめっちゃ切ない感じが漂っていて、更新前までは謹慎についてももっとギャグ的テイストで扱われると思っていただけに、読む姿勢が引き締められました。
そして、謹慎を知ったこみさんですが、それをゆうちゃんに知らせているところを見て、こういうところは気遣いのできて良い子なんだけどねぇ、とか思いながら読んでました。
そしてうっちーですが、今ではもういないときは3-5にいると認識されるようになっているのが面白かったです。
そして「黒木がいなさすぎる」という表現、前回の「キモがりたい」とかっていううっちーの独特の言い回しが面白くて好きだなって思いますね。
また、すぅーっと読み流してしまいそうになりましたが、せっかくの謝る決心がついたのに残念だったねって思いつつ、もこっちの謹慎が明けたあとうっちーの謝るイベントで、もこっちとの距離がまた少し縮むといいねって思いました。
とはいえ、謝る直前になってまた想いとは裏腹なすれ違いの結果になりそうで怖いっていうのもありますが。
にしても、謹慎と聞いたあとのうっちーの反応が、今生の別れかと言いたくなるぐらいの大げささで、しかもかよさんや宮崎さんの呆気にとられ具合も相まって面白かったです。
一方、吉田さん組の反応。
杏奈さんの「あー巻きこんじまったなー…」という台詞。
この後出てくる南さんとの対比も兼ねて、人柄がホント良いなと思いましたね。
……そして、加藤さん。
言葉の端々に棘があるように感じられ、もこっちの謹慎によりだいぶ機嫌が悪いのだろうなという感じですね。
この時、加藤さんの中でどのような思いが強いのか。
・受験に向けて大事な時なのに何をやっているのかという怒り
・時系列的に勉強会後ということもあり、吉田さんともこっちの仲に対する嫉妬
・自分というものがありながら、もこっちに問題を起こさせてしまったという後悔
まぁ、どれかだけってこともないだろうし、もっといろんな感情が渦巻いているのかも知れませんが、とにかく今後のもこっちと加藤さんの関係がどうなっていくのか目が離せませんね。
あと関係ないですけど、加藤さんと佐々木さんを見ていて、女主人と女騎士に見えて仕方なかったです。
それと、佐々木さんですが、気になるのはしょうがないとは思いますが、思いっきりタイミングが悪いと思いましたね。
まぁ、あんまり気を回したりせず常に直球勝負で来たって感じなのかな。
そして、こみさんの「あいつなら謹慎したこと逆に自慢にしそうだね」という台詞。
おそらくこの漫画を読んだ全ての人がそう考えただろうなってぐらい「確かに」って思いました。
そうして翌日。
うっちーのことを「普通の顔した奴」と言っていましたが、腹立つ相手だから評価を下げたんだろうなという印象。
いやたぶん、前回のBランクって評価、おそらく100点満点中の80点とかそれぐらいだと思うのでね。
というか、漫画的表現だから絵文字に見えるだけだし、さっぱりした顔っていうのもすっきりした顔の美人ということで……いや、個人的にまぶたありうっちーの顔が好みなだけに「普通の顔した奴」と言われて、ちょっと反応してしまいました。
とはいえ、南さんもルックスはかなり上級者だからね。
なんというか、南さんが出てくるたびに、ルックスエリートなのにねって思いながら読んでるなと毎回思わずにはいられませんし、次に登場したときもそう思うのだろうなと思います。
しかし、南さんの発言に対し、まこっちもぴくってなっているし、少しずつ南さんがヤバい状況に進みつつあるなと感じますね。
そんなわけで、南さんのこれからの展開が気になりますね。
そして、独りでお弁当を食べる雫ちゃんに声をかけるゆりちゃん。
一度素通りしてから、声をかけるところがなんか、らしいなという感じでした。
また、もこっちは来ずとも、約束していたからという雫ちゃんを見ていて、なんというか、故人となってしまった大事な人との約束を果たそうとしているシーンみたいで妙に切ない感じを受けました。
そして最後、もこっちの声真似をしてゆりちゃんに声をかけるネモ。
ゆりちゃんの待ちわびた気持ちもよく伝わってくるし、少しずつゆりちゃんとネモの距離が近づいてくるのも感じられて良いシーンだと思いました。
たぶん、次回以降も謹慎編として話が続いていくのでしょうが、どう展開していくのか楽しみでありつつも、いろいろ心配な感じもしてきます。
といったところで、だんだん締めに入ってきている感じがして、寂しくも感じながら読んでいましたが、少しでも長く続くことを願いつつ、今回はこのへんで。

キン肉マン 第283話「キン肉マンへの誘惑!!の巻」の感想

前回の感じから、フェニックスを倒された怒りに燃えて問答無用ですぐアリステラと闘うことになるのかなと思いましたが、そうでもなかったです。
というより、アリステラに対するキン肉マンの対応がとても理性的で良かったし、なんというか安心しました。
そして、なんとなくですが、キン肉マンを仲間に誘おうとしたアリステラがなんか良いなと感じました。
まぁ、キン肉マンの火事場のクソ力を利用するためということが大前提なのでしょうが、それでもキン肉マンに対するリスペクトの念を持っていることは感じられるので、なんというか憎めない感じがあります。
また、アリステラの「それがオレとお前なのだ!」という台詞ですが、正直こんな口説かれ方したら心がぐらっと行きそうな気がしますね。
それから、キン肉マンの返答もすっごく良くて「綺麗に説明はできない」と言いながらも、とっても説得力がありました。
それと、オメガの悲願についても各人によって優先順位が違うことも明言されていたのも良かったです。
やっぱり、パイレートマンとアリステラでその目指しているところの違いが凄く感じられましたからね。
でも、ちょいちょい顔に影がかかり悪振った雰囲気を出すアリステラですが、心の底の方ではパイレートマンの言っていることもわかってはいるんだろうなと感じますね。
それでも、オメガの当主としての立場からザ・マンとわかりあう道を探ることを選ぶことなど許されないって感じなんだろうなと思いました。
それから今回、ソルジャーが登場!!
作中屈指の人気キャラだし、どんな活躍を見せてくれるのかとっても楽しみですね。
まぁそのぶん、物凄いハードルが上がっているでしょうが。
そういえば、前回の感想でサタンの本命勢力がそろそろ参戦してくると思いましたが、その予想は外れそうな感じですね。
この様子だと、キン肉マンとソルジャー対アリステラとマリキータマンのタッグになりそうな感じだし。
とりあえず、その辺も含めて、今後の展開を楽しみにしていきたいですね。
といったところで、今回はこの辺で。

わたモテ 喪156「モテないし噂になる」の感想

今回は電車で麗奈さんと遭遇するもこっち。
そこで行われていた会話の内容から判断して、前回の確認をしようとした佐々木さんの梯子の外されっぷりが面白かったです。
佐々木さんは今までも話には関わってこない場面でちょくちょく描かれていて、ルックス強者として隠れた人気がありそうなので、これからさらに登場頻度が増えていきそうですね。
そして加藤さんともこっちの会話のシーンで「…え!? 毛…つ」と驚いているコマの加藤さんが綺麗でありつつ可愛かったです。
とりあえず、前回のことが尾を引いてなさそうなので、ひと安心って感じです。
それから「ぬかよろこび」のところで、ゆりちゃんの無表情ながらも微妙な変化が3コマ並んでいるのが面白くもありつつ、味があってよかったです。
個人的には最後のコマのがっかりを通り越してどうでもいいみたいな顔が特に可愛く感じて良いなと思いました。
その次の「こうかい」にてぽんこつ顔になっている岡田さんがたまりませんね。
この岡田さんのキャラ付けは面白いし、可愛らしくも感じるので良いなと改めて思いながら読んでました。
そんで「出禁」ですが、うっちーがもこっちに対して使う「キモい」という言葉について語っているところに喜び勇んで加わってくる南さん。
何度も思いますが、ルックスはとびっきりだなと。
それにしても、うっちーの「このキモ画像私もキモがりたいから送って」という台詞がめちゃくちゃ面白かったです。
冷静に考えたら「キモがりたい」って物凄い表現だなと思わずにはいられないです。
それに、南さんから画像を送ってもらったあとのうっちーの掌返しもすっごく面白かったです。
また、それに対するかよさんの呆れ顔も良かったですね。
そして次の「噂」は、紗弥加さんの無神経ぶりの酷さが炸裂してて、面白いとは感じつつも朱里さんがちょっとかわいそうになってくるなと思いながら読んでました。
お次の「気になるあいつ」で、絵文字バージョンではないうっちーが描かれてましたが、まぶたありのレアうっちーの顔、正直好みです。
まぁ、普段の絵文字バージョンがあってこそな部分もあるんでしょうけど。
そしてラスト「二人乗り」にて、吉田さん登場! やったね!!
って、もこっちと二人そろって謹慎とか……残念ですが、オチとしては綺麗にきまったなという感じです。
それにしても、髪をかきあげる吉田さん……いい。
そして、ゆりちゃん的には今回ベストメンバーで揃うことが出来たのは良かっただろうなと思いつつ、次回は謹慎中の出来事がどんなふうに描かれるのかと期待させられますね。
といったところで、今回はこのへんで。

キン肉マン 第282話「神を宿した者の言い分!!の巻」の感想

フェニックスの「ザ・マンはオメガの味方」という発言に対するアリステラの反応を見た感じ、アリステラの優先順位としてはオメガの民を救うことより、打倒ザ・マンが優先されているように感じました。
そこで、キン肉マンから憎しみよりも慈悲の心を学んだパイレートマンで考え方にすれ違いが生まれてくるのかなという印象を持ちました。
とはいえ、フェニックスをやられて怒り心頭のキン肉マンの様子を見てパイレートマンは何を思うのかちょっと気にはなりましたが。
まぁ、本編で描かれていないだけで、キン肉マンとフェニックスの間で友情を深める出来事が読者の知らないところであり、だからこそあれだけアリステラに我を忘れて怒りをぶつけていたのかもしれませんが。
そんな感じで、キン肉マンの反応にちょっと驚きつつも、今後の展開に注目したいと思います。
そして、アリステラのフェニックスに対する「まぁいい最後の話はともかく闘い終えてみればコイツはコイツで思った以上にマトモなヤツだった」とか「あのディクシアがかしずく気になっただけのことはあったようだ」という発言を聞いていて、相手の良さを認めるところとか仲間に対する想いとか結構人格的には良い超人なんだなと改めて思いながら読んでました。
あと、マリキータマンがアリステラの肩に手を置くシーンで一瞬、なんか(裏切るとか)するんじゃないかとドキッとしましたが、そんなことがなくて安心しました。
というか、カレクックやゼブラに対する言動を見ていて、誇り高い武人みたいなイメージを持ち始めているので、実はサタンのスパイだったとかみたいなイメージを壊すような展開にならないで欲しいなと思います。
そんな感じで、運命の王子対六鎗客の試合が一通り決着がついたのでこれから新たなステージへ進むわけですが、個人的にはそろそろサタンの本命勢力が参戦してくるのかなと思いますがどうでしょう?
……まぁ、本当はフェニックス対アリステラの途中で乱入してきてこの試合は決着がつかずに次のステージに移行すると思っていたのですが、全然違いましたね。
といったところで、これからの展開がどうなるのか楽しみにしつつ、今回はこの辺で。