薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

キン肉マン 第284話「その男、厚情につき!!の巻」の感想

待望のアタル兄さん登場に沸いた前回から、本格的に物語に関わってきて、これからの展開がとても楽しみになってきつつ始まった今回。
王位争奪戦の時から、運命の5王子の中で一番カッコいいデザインだなと思っていましたが、今回改めてカッコいいなと思いながら読んでました。
「奪ったソルジャーマスクをどんだけ気に入ってるんだよ」みたいなネタをよく見聞きしますが、カッコいいものはカッコいいので、ずっとそのままでいてくださいとか思ってしまいます。
とはいえ、王位争奪戦が終わって残虐の神からの打診があるまではアタル兄さん本来のマスクで活動していたのだろうことから、一応ソルジャーマスクは今だけなんでしょうけどね。
そして登場後に最初に行ったのが、倒れたフェニックスを抱えコーナーポストに座らせたことだったのがとってもよかったです。
アタル兄さんの人格者としての面がよくよく感じられました。
それと、王位争奪戦の後フェイスフラッシュでみんな復活していたので、ソルジャーマンもてっきりそうなんだろうなと思っていましたが、実際は死亡したままだったのは驚きでした。
いやまぁ、真ソルジャーが戦いに加わっていたとしても、たぶん勝てなかっただろうなと思うので、この展開で良かったと思いますけどね。
なんというか、キン肉族三大奥義を習得しているフェニックスやゼブラが負けたのは今でも正直信じられない気持ちでいますが、真ソルジャーが負けても「まぁ、しょうがないよね」って感じで。
それから、アリステラの「神の世を終わらせる」という目標に対して「そんな小さな話ではない」と言っているのが気になりました。
神の世を終わらせるってものすごいことだと思うのですが、それが小さいこととなると、今回の六鎗客侵攻の裏にどんな陰謀が隠されているのか気になりますね。
しかも、オメガ勢は自分の意思で動いているつもりのところ、陰でいいように操られているということですから、太古の昔ザ・マン等の始祖達にオメガの民が追いやられたのも実際はもっと違う意味があったのかという感じがしますね。
また、アタル兄さんの「それがヤツらの巧妙なところだ」という発言中の「ら」というのも気になりますね。
サタンのことを指すだけなら「ヤツ」だけでいいので、敢えて「ヤツら」と言っていることから、今回の陰謀にはサタン以外にも関わっている者がいるんだなという感じで、これからの展開が気になりますね。
そうして、このまま話を続けていても平行線にしかならないということで、キン肉マンとアタル兄さん対アリステラとマリキータマンのタッグマッチを提案するアリステラ。
リアル”マッスル・ブラザーズ”ってものすごく期待値の高いめちゃくちゃ楽しみなタッグです。
これが実現するのかどうか、次回が気になりますね。
それと、アリステラが「そこに映っているキン肉マンと闘い”火事場のクソ力”の洗礼を受けたいと思っていたところなのだ!」という発言を聞いて、この闘いを通してパイレートマンのようにアリステラともわかりあうことが出来るようになりそうだなと思いました。
というわけで、次回以降に繰り広げられるタッグマッチ後、オメガ勢は敵ではなくなりそうな気がしました。
でも、マリキータマンが不穏だという予想もちらほら見聞きするのでそこが気になるところではありますが、どうなんでしょう。
個人的には、このシリーズを通してマリキータマンには武人キャラでいて欲しいなと思います。
といったところで、リアル”マッスル・ブラザーズ”に期待を込めながら、今回の感想はここまでとします。