薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

グリッドマン 第12回「覚醒」の感想

「SSSS.GRIDMAN」第12回の感想です。
というわけで書いていきます。

新条アカネ自身が怪獣にされるところからスタート。
その間、グリッドマンとグリッドナイトが前回出現した怪獣の残りを倒す。
そして戦いが一段落ついたところでアンチ君が祐太(グリッドマン)に「俺の一生の最後にお前を倒す、それまでは生きてろ」と言った台詞がたまらなかったです。
最高や、アンチ君ライバルキャラとして100点満点です。

再度、怪獣(新条アカネ)に対応するため、アンチ君が出動。
グリッドナイトの登場シーンがカッコよかった。
腕を組みながらっていうのが良かったですね。
それと、六花とアレクシスの会話で妙にアレクシスに余裕があるなとか思いながら見てました。
またグリッドナイトの様子を見て、キャリバーさんの「頑張れ、アンチ」という台詞が良かったですね。
アンチ君の師匠とかそんな感じに見えました。
そうして、グリッドナイトの変身を解いて怪獣の中から新条アカネを引き上げるアンチ君。
これって、ヒロインを助ける主人公の役目じゃないの? とか思いつつ見てました。
でもまぁ、カッコいいシーンではある。
また、アンチ君って新条アカネをいつも支え続けてたなとも思いました。
とか思った瞬間、後ろからアレクシスに剣で刺し貫かれるアンチ君。
「え! えぇぇ!?」ってなりました。
加えて、もうグリッドナイトの活躍は見れないのかと心配というか落胆というか、このときはそんな気持ちになりましたね。
そうして、新条アカネを取り込んだアレクシス。
遂に、ラスボスとして動き出しましたね。

そして、グリッドマン最終決戦。
アシストウェポンズにもアクセプターが付き、今までバラバラだった「アクセスフラッシュ」が揃ったのも良かった。
また、アンチ君にもアクセプターが。
このとき、特撮版のオープニングが流れたのも、ある程度予想出来る展開ではありますが、アツい。
そして、今までのメカっぽいというか鎧みたいなのをパージして本当の姿になるグリッドマン。
アニメ版を最初見た時、正直グリッドマンのデザインを今風にアレンジしただけだと思っていただけに、なるほど!! という感じでした。
そして、この姿のグリッドマンを見て「懐かしい姿じゃないかグリッドマン」とアレクシスが言いましたが、やっぱ知ってたんじゃないかこの野郎と思いましたね。
また「君を倒して次のアカネ君を探すよ」という台詞から、他にも新条アカネのような存在がいるってことなんだろうなと思い、グリッドマンも大変だなとか思ってしまいました。
こうして、グリッドマンとアレクシスの戦い、グリッドマンの攻撃によりアレクシスが爆発したときはまたえらくあっさり勝負が決まったなとか思ったところで、再生し不死身であることが明らかに。
そして、最後にグリッドマンとアレクシスのビームの撃ち合い。
最初は撃ち負けるグリッドマンですが、世界を修復する力、フィクサービーム放つ。
これによって心が救われ、一歩を踏み出す決心をする新条アカネ。
最後、グリッドマンとアレクシスの拳での決着のシーンがカッコよかったですね。

そして、六花とアカネの最後の会話のシーン。
ここ、すっごく切なかった。
特に、六花の「私はアカネと一緒にいたい。どうかこの願いがずっと叶いませんように」という台詞がたまらなかった。
でも、とても切ないシーンではあったけれど、とても良かった。
また、エンディングの最後でアカネがいないのはこういう意味が込められていたのかと納得しました。

さらに、グリッドマンとも別れのシーン。
確か、第1回で祐太が六花に何かしたみたいな感じのことを言っていたような気がしますが、グリッドマンの台詞から考えて、祐太が六花に告白とかしてたのかなとか思いました。
また、最後はボラーの脛蹴りをかわす内海も良かったですね。
内海とボラーの関係は面白くもありつつ、なんか良いなって感じだったので、それももう見れなくなるのかと思うと寂しいものがありますね。
それと、グリッドマンが祐太に宿った理由はみんなが新条アカネを好きになるなかで、祐太だけが六花を好きになったからであろうと思われるところもなるほどなという感じでしたね。
あと、心配していたアンチ君ですが、二代目アノシラスによって助けられていたようで、安心しましたね。
かつ、アノシラスが最後にもう一度登場したのも良かった。
ここで、一瞬だけですが初代アノシラスも登場したのはちょっと驚きましたが、良かったですね。
そして、眼帯が取れたアンチ君の右目の瞳の色が青色に!
怪獣でありつつ、人間にもなったという感じでしょうか。
またいつか、グリッドマンの続編があったらグリッドナイトとして一緒に戦ってくれるのかなと期待が持てますね。

最後の実写。
アカネが目を醒まし、現実世界に帰ってきたことを暗示しつつ終了と。
アカネが現実世界に帰ってきたんだということをはっきり印象付けられたので、なるほどという感じでした。

こうして、全12回を見てきましたが、とても面白い作品で大満足です。
とてもテンポの良い展開で飽きさせられることもなかったですし。
最初見たとき、新条アカネというキャラクターに恐怖を感じましたが、話が進んで行き最後には応援したいキャラクターになってしまったという印象の変化にも我ながら驚きでした。
また、やっぱりアンチ君がグリッドナイトとなって活躍したのが個人的に良かったです。
ああいうライバルキャラとの共闘っていうのがとっても好みなので、それが見られたことも満足感を高めてくれる大きな要因でした。
あとは、現実世界のアカネにとって、祐太や六花等のモデルとなる人物っていたのかなと思っていたのですが、その辺についてはわからなかったので、そこが気にはなりますね。
それと、アカネが現実世界に帰ったあともあの世界はあの世界で続いて行くみたいですが、祐太と六花はあのあとどうなったのか、気になりますね。
でもま、全12回は短かった、もっと観てたかったという気持ちもやっぱりありますね。
それぐらい、面白い作品だったと思います。

といったところで、またいつかグリッドマンの活躍を観られることを期待しつつ、感想を終わりたいと思います。