薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

グリッドマン 第9回「夢・想」の感想

「SSSS.GRIDMAN」第9回の感想です。
というわけで、書いていきます。

祐太が目覚めるところからスタート。
そこに新条アカネがいて最初、今回も祐太の家に勝手に来てたのかなとか思いました。
しかし、そのまま見てたら第1回の祐太と六花のやりとりを六花のポジションに新条アカネが収まって話が進行していき「?」という感じでした。
また、内海と六花とも第8回までの話とどう繋がるのか混乱しながらしばらく見てました。
あまりにも意味不明だったので、思わず1回分飛ばしてしまったかと思って確認する程でした。
そうして、もしかして新条アカネが神様特権で今までのことを書き換えたのかなとか思いながら見ていると、ようやくこれが祐太達が見ている夢だったとわかり「そういうことか」とスッキリしました。
にしても、六花の夢編に新条アカネの執事役としてアレクシスが出てきたのは面白かったです。

そして、今回の怪獣出現に対し、グリッドマンが出てこないと抗議に来たアンチ君。
そこで「外の怪獣を倒さないかぎりグリッドマンは現れない」と言われ、素直に怪獣を倒しに行こうとするアンチ君がなんか可愛かったですね。
それを見たアレクシスの「一周回ってグリッドマンのことが好きなんじゃないのかな?」という台詞!
確かに、客観的に見たらそんなふうに見えてきますね。
うん、ホント良い感じにライバルキャラとして育ってきてますな、という感じです。

その間、夢での会話が続いていくなかで、違和感に気付き始める3人。
こうして、新条アカネが見せる(幸せな)夢から決別する3人。
これにより、グリッドマンキネシスを使い怪獣の実体化に成功。
しかし祐太達は目覚めないので、今回はアシストウェポンズだけで戦闘に。
なんと今回、グリッドマン抜きで合体し、パワードゼノンに。
特撮版で言うところのゴッドゼノンって感じですね。
にしても、強い。
登場してあっさり怪獣を倒してしまい、圧倒的でした。
そして、怪獣を倒したのに出てこないグリッドマンについてまたもや抗議するアンチ君ですが、キャリバーさんにグリッドマンに相手にされない理由を「お前は心を持った生き物だからだ」と言われてしまう。
確かに、今のアンチ君とは問答無用で戦いづらいものがありますよね。

それから、精神的に追い詰められてしまう新条アカネ。
正直、今回の夢からよくみんな帰ってこれたなと思ってしまいますね。
あれだけルックスや趣味など自分にとって理想的な相手なら夢でも一緒にいたいと思ってしまいそうなのに。
そして、そんな最高の条件を提示したのにも関わらず拒絶されてしまった新条アカネに対し、かわいそうな気がしてきました。
前回までは精神構造的に恐ろしい娘だなと思っていましたが、今回でその印象がだいぶ変わってきました。
この「SSSS.GRIDMAN」という作品は結局、新条アカネを救う物語ということなのかなという感じですね。
そして、それをどのように救うのか、これからの展開が気になります。

さて、今回の最後に六花がみんなに聞いてほしい話があるとのことで、その内容については次回ということで、今後もグリッドマンに目が離せませんね。
というわけで、今回はこの辺で。