薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

グリッドマン 第6回「接・触」の感想

「SSSS.GRIDMAN」の第6話の感想です。
というわけで、今回の感想を書いていきたいと思います。

前回の新条アカネの「君が変身してるんでしょ?」という言葉の意図に悩む祐太。
それを内海に相談しようにも、法事でいない。
六花に相談しようにも、そのふんぎりがつかない。
作品世界内では前回から今回まで何日経っているのかわかりませんが、ちょっと遅いんじゃないかと思いました。
直接会って話せなかったとしても、電話やメールなどで意見を聞くぐらい簡単にできそうなものなのに。
いや、その辺が祐太のおっとりした性格が出ているということなのかもしれませんね。

新条アカネの自宅の前に命令待ちのアンチ。
ここで、新条アカネが直接祐太を狙うようアンチに命令を出したのが驚きでした。
あくまでも怪獣による戦いでグリッドマンを倒すとかいう、戦いの美学みたいなものがあるのかなとか思ったりもしていましたが、そんなことなかったみたいです。
でもま、やっぱそうだよなというか、らしいといえばらしい気もしてきます。
そして、最初は断るものの「祐太=グリッドマン」ということで最終的に承諾するアンチ。
アンチはライバルキャラの階段を順調に上っていっている感じで良いですね。

六花の家に戻ってきたジャンク。
そういえば、ボイスドラマで押し付け合いされてたなって感じですが、ジャンクがないといつでもどこでも変身できないというのが不便で仕方ないなぁと思いますね。
グリッドマンがスマホの中に居れたりしないのかねとか思ってみたり。

そして、お買い物に出る六花。
オープニングでチラッと出てきたと思われるパスケースを見て、何やら回想していましたが、あの感じだと、六花が昔新条アカネにプレゼントしたデザインのパスケースで、今は使ってもらってないなとかそういう感じですかね。
いや逆か、これからプレゼントするのかな?
でも理由は? 高校に入ってからはそこまでの仲でもないようだし……う~ん、わからん。

ジャンクショップを確認するも、六花に会えない祐太。
そうして道を歩いていると、謎の少女に声をかけられる。
このキャラ、オープニングを見ていて新条アカネだと思ってましたが違いました。
なんというか、作品世界が実は仮想現実で、現実世界のネットゲームにハマってる新条アカネの本当の姿とかそんな感じをイメージしてましたが違ったみたいです。
それにしても、前回やこの先に出てくるアンチもですが、この作品やたらと臭いにこだわるなと思いましたね。
それともなんか、この先の伏線になってたりするのかな。
そんな感じで、この謎の少女とデートすることになった祐太。

場面変わって、ゴミを漁るアンチに声をかける六花。
それを見て食べ物を与え、風呂にまで入れることにする六花。
ん~六花さんてば、放っとけないタイプの人なんですね。
とここで、店番を頼まれるヴィットですが、対応が適当すぎって思ったりしましたが。
ここで、出てきたお客さんが実は、特撮版でグリッドマンに変身する翔直人役の尾野昌也さんの声だそうで、なかなかのサプライズですね。
そういえば、特撮版でもキーボード買おうとしてましたね。

そして今度は内海。
立ち読み中に新条アカネが現れ、まさかの怪獣トークで盛り上がる。
可愛い子(好きな子)と趣味の話で盛り上がるとか、夢みたいですね……新条アカネの本性を知らなければ羨ましいですシチュエーションですね。

今度は六花とアンチのシーン。
実はアンチが祐太を狙っているという重要な情報を聞き逃す六花。
……あ~惜しい、大丈夫かなとちょっと祐太が心配になりました。

また場面変わって、祐太と謎の少女。
スペシャルドッグを食べて、電車に乗ることを提案する少女。
「何もないから」という少女の台詞に「あっ……」っていう感じがしましたね。
そして、前回電車に乗るとみんな眠ってしまっていた理由が判明。
さらに、少女により新条アカネとこの世界の真実を知らされる祐太。
相変わらずの展開の早さ。
最初から妙な現実感のなさが演出されており、おそらく仮想現実とかそれ系だろうという感じはしていましたが、やはりそんな感じでしたか。
にしても、新条アカネが神とか……
とはいえ、その神がなんで同じ街で生活しているのかなど、他にも謎はあるので、それが明かされるのを待ちたいところですね。

その間、内海と新条アカネの特撮トーク。
内海にとってこの瞬間が一番幸せだった、なんてことになりそうな気がしましたね。
だって、そう遠くないうちに新条アカネの真実を知ることになるでしょうから。
また、祐太のことについて探りを入れてくる新条アカネ。
自分の好きな子が他の男について聞いてくるとか、結構ダメージあるなとか思いながら見てました。
そして、新条アカネを巻き込まないために、祐太のことをしゃべらなかった内海。
おそらく報われないであろうその気持ちがなんか切ない感じですね。
にしても新条アカネはこんな短気な態度で今までよく、完璧超人扱いされてたなという印象です。
……あ、そうか本編開始前から既に新条アカネにとって気に入らない存在は次々消されていたと考えればありうる話か。
ということは、知らないだけでクラスメイトももっとたくさんいたかもしれないし、今生き残っている住人は、今のところ新条アカネの間引きから逃れていたと考えたら、めちゃめちゃ怖いっていうかハードな世界で生きているんだなと改めて思いましたね。

それから、雄太のもとに現れた少女(怪獣)は新条アカネの生み出した怪獣ではなく、元からここにいた怪獣であるとのこと。
ん?
てことは、土台となる世界が元々あって、その上に新条アカネが自分の世界を創造したとかそんな感じですかね。
じゃあ、他の誰かが神として創造した世界とかもあったりするのかな?
あ、アレクシスって違う世界の神で、実は新条アカネの世界に侵略してきているとかそんな感じなのかな?
……そういえば、オープニングで「目を醒ませ、僕らの世界が何者かに侵略されてるぞ」とあるけど、あれって新条アカネに向けて言っていると考えれば、当てはまりそうな気がしてきた。
そして、怪獣少女は先代の恩返しとして祐太に接触してきたとのこと。
先代……もしかしてと思いながら見ていたら、エンディングで答えが。
アノシラス!!
同じグリッドマンという作品ではあっても、なんとなく直接的なつながりはない別物かなと思っていましたが、こんなふうにして繋がっていたんですね。
にしても、義理堅いね。
いや、それだけ見るに見かねてってこともあるのかな。
そして、2代目アノシラスの口ぶり的に祐太はグリッドマンと同一存在っぽい気がしますね。
祐太もグリッドマンも記憶喪失みたいですし、前回の回想でグリッドマンが槍状の物で貫かれていたような描写があったところから、元々1つの存在だった両者が分離してしまったとかそんな感じかなと思いました。

そうして、2代目アノシラスと分かれた祐太を見つけたアンチが襲い掛かる。
間一髪でマックスとキャリバーが祐太を救う。
彼らの戦闘シーンもカッコいいね。
っていうか、めちゃめちゃ頼りになるなとか思いながら見てました。
こうして、祐太=グリッドマンに確証が持てなくなり、その場から去るアンチ。
そして戻って新条アカネに「グリッドマンは見つからなかった」と言うと、スマホを投げつけられるアンチ。
う~ん、この先アンチってどうなるのかな?
このまま最後まで敵として戦い続けるのか、それとも六花等の人間と接していくうちに人の情みたいなものを学んでいき、グリッドマンを倒す以外の生きる目的を見出すとかあるのかな。
これからどんな方向にアンチが進んでいくのかにも注目して見ていきたいですね。

そして、実体化しているアレクシス。
なんとなく特別なイベントを経ないと画面の中でしか活動できないイメージを持っていましたが、そういうわけではないんですね。

というわけで、内容の濃いお話でした。
そして、2代目アノシラスがとてもいい子だったので、また登場する機会があったらいいなと思いますね。
さて、そんなわけで、これから先どんな話が展開されていくのか、わくわくしながら次回を待ちたいと思います。
というわけで、今回はこのへんで。