今回は、キン肉マンとパイレートマンの攻防が本格的にスタートし……というお話でした。
というわけで、感想を書いていきたいと思います。
今回の開始早々、キン肉マンの火事場のクソ力をものともしないパイレートマンのパワーが凄い。
8000万パワーという数字の凄みを感じましたね。
また、キン肉マンの肉のカーテンアタックも受けきる耐久力もとてつもないものがあります。
そして、亜流マグネット・パワーを使わないし、使わない理由も教えるパイレートマン。
パイレートマンにとって、この試合は単なる勝ち負けの問題ではなく、火事場のクソ力の真価を見定めるためのものという位置づけなんですね。
また、パイレートマンの「お前に立ちはだかるのはあくまで我輩の…この地力だーっ!」って台詞がカッコいいし、真の強者って感じが出てますね。
それから、オメガのためという大目標があるとはいえ、めちゃくちゃ真面目だなと思いましたね。
前回も思いましたが、この人格でよくサタンが手を組もうと思ったものですね。
それぐらい、パイレートマンの戦いぶりが真摯だなと思いました。
このように見ていくと、先の正義超人戦の時点では、六槍客に対してあまり強いイメージを持っていませんでしたが、それが完全に間違いだったのだなと思わされました。
それに、友情パワーの発揮を促すために、全力で戦っていたわけではないという雰囲気を出していたとは思いますが、実際のところめちゃくちゃ力をセーブして戦っていたんだなと感じました。
それから、試合の組立ですが、キン肉バスターを出すのが早すぎじゃないかって思いました。
いや、キン肉マンにとって、キン肉バスターはもう必殺技ではないってことなのかもしれませんが。
キン肉マンがキン肉バスターを繰り出そうとしたとき、たぶんあっさり返されるんだろうなとか思っていたら、やっぱり返されました。
しかも、バイキングバスターって!!
パラシュートアンカーで防いで体勢が反転したとき、まさかと思いましたが、バスター技で来るとは驚きでした。
なんとなく、バスター技を持った超人ってキャラとして出世するイメージがあるので、この試合もしかしてパイレートマンが勝ってしまうなんてことがあるかもしれないと思いました。
いやでも、キン肉マンの勝利は固いと思いますが、っていうかネメシスのこととか考えたら、キン肉マンは負けちゃいけないと思いますし。
ただ、バイキングバスターを見た感じ、そんなにダメージが入らないんじゃないかとは思いました。
だって、手足フリーなんだもん。
胴体を押さえているので、首筋から肩にかけてのダメージはあるとは思いますが、全体的にそんなでもないんじゃないって感じです。
ただ、キン肉バスターを簡単に返された精神的なダメージは結構あるかもって感じはします。
また、パイレートマンにはキン肉ドライバーなども返す手立てがあるのかもしれないし、最悪マッスル・スパーク対策も完璧かもとか思えてきます。
いや、先のマリキータマンもマッスル・インフェルノを耐え切ってるし、ありうるんじゃないかと。
そんなふうに考えていくと、めちゃくちゃ苦戦しそうだなと。
っていうか正直、キン肉マンはハズレを引いたかなとも思いました。
それぐらい、パイレートマンが強い。
というか、マリキータマンとパイレートマンの強さが異常な気がします。
六槍客内でも強さにバラつきがあるんですかね?
一応同格ということで、みんな同じぐらいの強さなんだろうと思っていましたが、なんか圧倒的に違う気がしてくる戦いぶりです。
負けるな、キン肉マン!!
と、今回の感想はこんな感じですね。
さて、キン肉バスターを返されたキン肉マンは次回どう出るのか、楽しみにしたいと思います。
というわけで、今回はこれで失礼します。