薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

キン肉マン 第267話「怒涛の関節地獄!!の巻」の感想

「キン肉マン」の第267話の感想です。
というわけで、書いていきます。

最初に「3勝目はもらった!!」とアオリ文があってキン肉マン勝利の期待感よりも、なんかヤバそうという感じがしてしまいましたね。
実際、その後パイレートマンに技を外されてしまいましたし。
ここで一瞬がっかりしかけるも、さらに52の関節技である「骨破筋交い絡み」を極め直したのには「おぉ!!」となりました。
ですが、それもわりとあっさり外されてしまい「えぇ……」と落胆してしまいました。
ただ、キン肉マンの攻撃はここで終わりというわけではなく、続けてこれも52の関節技である「グローバルプレーンスピン」を極める。
そして止めとして48の殺人技のひとつ「フライングパンチ」を繰り出す。
これで勝負が決まるか、というより、これで決まらなかったら今度、キン肉マンがピンチになるんじゃないかと心配になりました。
というか、ゼブラの二の舞になりそうって思いましたね。
そうして結局パイレートマン、受け止めきりました。
そのときのパイレートマンの「お前の全力のその力…我輩は…受け止めきれてしまった!」と言ったときの表情が悲しげだったのが妙に切なかったですね。
そして、火事場のクソ力に対するパイレートマンの失望感がものすごく伝わってきました。
まぁ、正直パイレートマンだけでなく読者的な感想としてもかなりがっかり感がありました。
あれだけ52の関節技や48の殺人技を繰り出したにもかかわらず、勝負を決めるどころか多少足にダメージを負わせただけという結果がね。
いや、蓄積ダメージが凄くて、次回以降でダメージが徐々に効いてくるってこともあるかもしれませんがどうなんだろ。
もちろん、それだけパイレートマンが強いということなんでしょうけど、六槍客の中でマリキータマンとパイレートマンだけ急激に強くなり過ぎという印象も受けました。
ただ、キン肉マンのフライングパンチを受け止める際、パイレートマンの両腕が光っていたので、もしかしたら無意識のうちにパイレートマンも火事場のクソ力を発揮していたから受け止めきれたのかもしれません。
ルナイトもウルフマン戦で火事場のクソ力を発動していたので、その可能性はあると思います。
というか、それぐらいでないと、キン肉マンの火事場のクソ力を注ぎ込んだ怒涛の攻撃を受け止めきれたことに納得できないです。
この勝負、これからどうなって行くんでしょう。
なんかこのままだとキン肉マンが負けてしまうんじゃないかとそればかりが心配です。
いや、まだマッスル・スパークも残っていますし、まだ全ては出し切っていないので大丈夫だとは思いたいですけど、ゼブラもマッスル・インフェルノを繰り出すとき最後パワー不足で外されてしまったこともあり、心配は尽きません。

そんな感じで、これからの展開に不安を抱えつつも、次回を待ちたいと思います。