薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

わたモテ 喪142「モテないしきーちゃんの進路も決まる」の感想

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」の喪142の感想です。

 

今回もGWきーちゃん編でした。

色々なところで感想を読んでいると、前回は単発のストーリーであれで終わりだという意見を目にしました。

それに対し、自分としてはあれだけでは消化不良というか物足りない気がしていたので、今回も前回の続きのストーリーで安心したものでした。

 

そこでまず、開始から雫ちゃんの登場。

なんでも受験に落ちて他校に行った彼氏がサッカーの試合を見に来てくれとの事で……

自分としてはてっきり別れたんだろうな~と思っていたのだけど、そういうわけではなかったことに驚きました。

それはともかくとして、その彼は部員少ないのにレギュラーにも落ちたとのこと……

そのことについて「彼、落ちるのが得意なのかもしれませんね」と何の悪気もなく言えるのが凄いと思いました。

正直「フフフ」じゃねぇよと思ったのですが、これはこれでお似合いのカップルなのかなと思うことにしておきます。

そして、雫ちゃんがもこっちに智貴のことを「先輩の弟さんって聞くと凄く格好よく見えます」とお世辞を言ったときのこみさんの態度がひどかったね。

いやまぁ、智貴とロッテが絡むとこみさんがヤバくなるのは分かってはいたことだし、以前の学食回でもヒドかったのは確かだけども、なんとなく個人的に今回が一番ひどく感じました。

なんか自分の中で、こみさんってもう少し常識あるキャラだと思っていたというか、今のこみさんには天使の羽は見えそうもないなと思ってしまいました。

う~ん、この辺はこみさんの役割がギャグだからと捉えるべきで、あまり深刻に考えない方がいいのかもしれないね。

 

そして場所移動。

雫ちゃんがきーちゃんをトイレに案内する際に、もこっちは年下に好かれるという話をするきーちゃん。

嫉妬感バリバリで凄いなと思うとともに、雫ちゃんの中でもこっちのイメージがさらに凄いことになっただろうなと思いました。

まぁでも、本当に(真実はどうあれ)慕われてはいただろうし、実際あそこにいた少年達の中には、もこっちにほのかな恋心を寄せていた子がいたかもしれないし!!

 

場面変わって、吉田さん登場!

やったー吉田さんだー!!

最近あまり出番がなかったので、久々の登場で嬉しい限り。

とはいえ、今回はうーんという感じ。

個人的には雨の回のような男前な吉田さんをもっと見たい。

あとは遠足回みたいなはしゃいだ吉田さんというのもアリなんだけど。

まぁ、とはいえ登場するだけ良しとしなきゃかな~と思うべきなのかもしれない。

それはともかくとして、吉田さんの突きがもこっちのアゴを掠めたところを見て、吉田さんって空手とかやってるのかなと思いました。

しっかり腰の回転も使えてるように見えるし。

空手少女な吉田さん……良いね、最高だ。

 

と、それはともかくとして、今回で吉田さんの友達の名前が「杏奈」と判明。

……苗字も知りたいね。

そして、今回で杏奈さんももこっちファミリーに加入って感じかな。

今度ご飯にも行くことになりそうだし。

そのときのストーリーも今後やってくれたら、とっても嬉しいね。

 

しかしながら、ここまでは嫉妬をこじらせたきーちゃんをギャグとして面白く読めていたのだけど、段々ときーちゃんの切なさが伝わってくる話に移っていく。

もこっちときーちゃんが教室で2人でいるところで「みんな楽しそうだね、お姉ちゃんといるの、私だけだと思ってたのにな……」というきーちゃんの台詞、凄くしみる。

そしてなんときーちゃんの「お姉ちゃんに嫌がられてもいつも側にいるよ」という台詞にあるように、もこっちがきーちゃんを苦手に思っていたことに気付いていたのでした。

これには何故かすごいビックリした。

自分も同じ立場で、苦手に思ってた相手に気付かれていたとしたらと考えてしまい、妙に落ち着かない気持ちになってしまいました。

それはそれとして、きーちゃんの話を聞いて(読んで)いて、一緒に学校に通えたらいいのにと思わずにはいられませんでした。

だから、是非とも大学こそは一緒に行けることを願います。

そして、もこっちにとっては浪人できない理由ができてしまった。

いろんな意味で悔いの残らない受験となることを祈る。

 

というわけで、GWきーちゃん編は今回で終わりなのかな。

今回もアオリ文や次回更新日の表記がなかった、なんでなのかね?

そんな感じで、今回は最後に切なさを感じつつも、楽しく読めたのでよかった。

次回の更新を楽しみに待つこととしよう。