薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

わたモテ 喪141「モテないしきーちゃんと高校に行く」の感想

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」の喪141の感想です。

 

今回はきーちゃん登場回でした。
そこで、きーちゃんの登場シーンの「すぅー」という効果音が、そこはかとない不気味さを醸し出していて笑えました。
それに対して、もこっちの「……今日は長い一日になりそうだ」という心の中の台詞がどっかのアクション系主人公の台詞みたいでカッコよくも面白かったし、そこまでかとも一瞬思ったけども、これまでのエピソードを考えると、まぁ苦手意識を持つのも仕方ないかと思いなおしてみたり。
そして、遠足の写真を見てきーちゃんの「この人とこの人も気になる」という感想。
これは誰のことを指しているのかがかなり疑問でした。
というのも、全員気になってもおかしくないと思えるからなのだけど、この中から2人を選ぶのはどのような観点からそう思うのかがもう少しヒントが欲しいところ。
あの写真をパッと見た限りでは、真顔具合とかでうっちーとゆりちゃんかなとも思ったのだけど、もこっちを変えた人は誰かという観点で見れば、もこっちとは明らかにタイプの違いそうな加藤さん、岡田さん、ネモの3人の誰かのような気もしてくる。
そんなふうに色々考えては見るのだけど、答えが出ないので、次回以降でその答えが判明することを期待しておこうと思いました。

そんなこんなで、きーちゃんともこっちの高校見学に。
そのとき、荻野先生と遭遇したのだけど、そこで先生はもこっちのことを「沢山の友達に囲まれていてクラスのムードメーカー」と評されるのを聞いたきーちゃんの反応であるが、あれは何を意味していたのか。
お姉ちゃんのことを一番よく知っているのは自分であり、お姉ちゃんには自分だけだと思っていたのに、実は周りに沢山の人がいたことについて嫉妬心や独占欲が刺激されたのかなと思いました。

そして場面変わってサッカー部の試合。
そこで、こみさんがスマホで智貴の写真を撮っていたのだけど、一眼レフカメラで撮らないんだなと思いました。
学校自体は休みなわけで、持って来ようと思えばもって来れただろうし、こみさんならそれぐらいのことならやりそうなイメージだったのだけど、そんなわけで、ちょっと意外に思いました。
また、きーちゃんの「友達か親友な気がする」というこみさん評が、きーちゃんの鋭さもありつつ、本人たちは絶対に認めないだろのだろうけど、客観的に見たらそんなふうに見えるんだろうなというのがよくわかる場面でした。
それと、応援を喜ぶチームメイトに対し、智貴の「別に応援なんかでプレーに影響なんかないが……」という心の声が単純に凄いと思いました。
というのも、自分なら良くも悪くも影響されると思うから。
それは、単純に嬉しいというのはもちろんあると思うけど、何よりも応援に応えられず、失敗したらどうしようとか思ってしまい、すっごいプレッシャーが掛かってしまいそうな気がするというのが理由としてあるのです。
そんなクールな智貴であるが、もこっちやこみさん達の存在によりアウェイを感じるのは面白かったね。

あとは、今回はアオリ文や次回更新日の表記がなかったのが謎でした。
そのため、普通にページを進めたら急にアンケートページになったから「えっ!?」って感じになりました。
アレはなんだったのか、どんな理由があったのかはよくわかりませんが、かなり肩透かし感があって、「これで終わり?」と思ってしまいました。

というわけで、今回は最後が形式的な意味で、若干のすっきりしない部分があったものの、全体としては楽しめました。
おそらく次回以降もGWきーちゃん編として続くと思うので、それが終わるときにきーちゃんがもこっちのことをどのように思うのか、昔のように尊敬するお姉ちゃんとしての扱いになるのか、それとももっと別の存在になるのか、今後も楽しみにしていきたいと思います。