薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

キン肉マン 第270話「希望のクソ力!!の巻」の感想

「キン肉マン」第270話の感想です。
というわけで、書いていきます。

マッスル・スパークを仕掛けるところからスタート。
きっちり決めてくれるだろうと思いつつも、どうしても先のゼブラ対マリキータマンでマッスル・インフェルノが外されたのが印象に残っており若干の心配はありました。
ですが、期待通りに技が決まってひと安心しました。
そして、試合後の会話。
王位争奪戦のとき、キン肉マンとディクシアが手を握り合っていた場面が今回のように繋がって生かされるとは「なるほど!」と思いましたね。
それから、火事場のクソ力が大きく分けて三段階に分けられるということが判明。
今まではなんとなくでしかわからなかった火事場のクソ力について、とてもわかりやすい説明でした。
というかパイレートマン、分析力も凄いなと感じました。
あと、パイレートマンの「お前が我らオメガのために出した力だったから」と言っていたコマでのキン肉マンが改めてカッコいいなと思いながら読んでました。
そして、火事場のクソ力はオメガを救う力となり得るとパイレートマンが納得。
最後のページを初めて読んだときはジーンとして目頭が熱くなりました。
またこの試合を見て思いましたが、個人的にパイレートマンがラスボスでも納得できる雰囲気があったように感じました。
それぐらい、今回の描写が濃厚だったように感じました。
特に最後のコマがラスボスとわかり合えた瞬間みたいに見えました。
それで次回は、火事場のクソ力でオメガが救われてオメガ編終了でも文句なしって思ってしまいました。
でもまだ、フェニックス対アリステラが残っています、これがどうなるのかとっても気になります。
パイレートマンがオメガを救えると納得できたので、これ以上戦う必要ない気もしますし。
それに、戦うとしてもこれまでの結果というか漫画的にフェニックスが負けそうな気もします。
でないと、マリキータマンを勝ち残らせた意味がわからないからです。
いや、実がマリキータマンがラスボスでオメガ最強だったというのならわかりますが、ゼブラ戦でアリステラの方が上みたいなことを言っていた気がするのでそれもなさそうですし。
ううむ、これからどうなるのか想像がつかない。

あと、第三の火事場のクソ力の説明を聞いていて、相手のために尽くす力という発想から悪魔将軍が見せた力がザ・マンに対してのみ使用可能だった理由として繋がるのかなとふと思いました。
……まぁ、全然関係ないかもしれませんが。

といったところで、今後どんな展開が繰り広げられていくのか期待しつつ、今回はこの辺で。

キン肉マン 第269話「奇蹟の真骨頂!!の巻」の感想

「キン肉マン」第269話の感想です。
というわけで、書いていきます。

キン肉マンが崖からはい上がろうとしているところからスタート。
それに業を煮やしたパイレートマンがキン肉マンを落とそうと攻め立てる。
ここ、パイレートマンが普通に浮いているように見え、そもそも飛べる超人を崖から落とそうとすること自体微妙な気がしながら読んでました。
でもここで「お前の知らない奇蹟の逆転ファイターの真骨頂…へへ……まだまだここから、拝ませてやるさ!」というキン肉マンの台詞がカッコ良かったので、その辺の微妙さ加減が吹っ飛びました。
というか、一応前回までで火事場のクソ力をパイレートマンに受け止めきられたとか話的にピンチに
陥っているのだとは思いますが、やっぱりここでキン肉マンが負けるなんて信じられないですからね。

そして、これで終わりだと言わんばかりにセントエルモスファイヤーを繰り出すパイレートマン。
このとき実況でカナディアンマンを死に追いやったと言われてましたが、ここで明確に死んだと断定されたのがなんとなく意外に感じました……仮死状態とかそんな感じでなぜか大丈夫なつもりでした。
また、技をかけている間のパイレートマンの表情が切な過ぎますね。
絶望感がひしひしと伝わってくるようです。
しかしまだキン肉マンは諦めていない。
目に力が入っているコマのあと「何も…救えない!」と言っているコマの優しい目になっているキン肉マンがとても良かったです。
その瞬間、パイレートマンが一気に決めにかかりますが、ここで更なる火事場のクソ力を発動し、マッスル・スパークに入る。
たぶん次回、パイレートマンの8000万パワーを凌駕したマッスル・スパークが炸裂して決着になるだろうと思う、というよりこれで決まらなかったら本格的にヤバイですね。
そして、その後の展開がどうなるのか気になります。
火事場のクソ力がオメガを救う力になるとパイレートマンが納得してしまえば、オメガとしてはフェニックスとアリステラが戦う必要がなくなるでしょうし。
それとも、火事場のクソ力とは別にやっぱり超人レスラーとして強者と戦ってみたいという感情から試合をすることになるのかな。
まぁ、次回で決着が付くと勝手に思っていますが、最後まで見てみないことにはわからないので、まずは試合の行方に注目しておきます。

というわけで、今後の展開が気になりつつ今回はこの辺で。

グリッドマン 第10回「崩・壊」の感想

「SSSS.GRIDMAN」第10回の感想です。
というわけで、書いていきます。

この世界の人は新条アカネを好きになるようになっているという話から今回はスタート。
ただ、新条アカネが作ったのではなく、新条アカネの怪獣から作られたという表現にまだ何か謎がありそうな感じですね。
そして、まさかの問川。
一瞬、新条アカネの世界にバグみたいなのが起こって、消したはずの人がみんな戻ってきたのかと驚きかけましたが、新条アカネの見た夢だったようです。
そして、このときのアレクシスの「本当の人間は寝たりしないよ」という台詞。
これも意味不明です。
そして、なぜ怪獣を作らなければならないのか疑問を感じ始める新条アカネ。
この様子だと、アレクシスが新条アカネを洗脳して今まで怪獣を作って暴れさせていたのかなとふと思いました。
でもまだ、アレクシスの真意がよくわからないので、様子見ですね。
そして、新条アカネのところへ直接行くことを提案する祐太。
……すぐ隣だったのには面食らいました。
確かに、前回六花の家の隣だと新条アカネが言ってましたが、あれは夢の中での設定だとばかり思っていて、本当は別の場所だと思っていたので、驚きました。
ここでインターホンに反応がないので、確かめるためマックスが力づくで鍵のかかったドアを開けたのは笑いました。
しかしドアを開けた先は電脳空間。
新条アカネはどこに?

こうして、新条アカネが姿を消す日々が1週間続く。
そして、この世界の謎についてジャンクショップで語り合う面々。
フルパワーグリッドマンに合体できることから、元はひとつの存在だった可能性。
それをバラしたのがアレクシスではという話でしたが、う~んどうなんだろ。
ここにきてさらに黒幕登場というのはさすがに話がまとまらなくなりそうなのでないか。
でも、以前アレクシスはグリッドマンのことを知らないみたいなことを言っていたような気がするのでそれが引っ掛かる。

こうして怪獣が出てこない日々の中、迫る試験に向け勉強に励む内海。
そして、新条アカネの心情について語り合う祐太達。
ここで言う神様の世界というのが、現実世界のことなのかな。
また、新条アカネは繊細なのだと言う六花。
なんか、六花は新条アカネのことをよくわかっているって感じが出てて良いですね。
その間、キャリバーさんとアンチ君が戦っていた。
……なんか稽古つけてやってるみたいだった。
なんというか、師匠と弟子の関係に見えてきました。

そうして怪獣登場。
雑なつくりということなんでしょうけど、むしろ逆に不気味に感じてしまいましたね。
そこに登場して即フルパワーグリッドマンに合体。
構えているところが勇者シリーズっぽくてカッコ良かったです。
そして、あっさり倒される怪獣。
そこにすかさずアンチ君怪獣形態登場。
しかし、これもあっさり倒されるが、とどめは刺さないグリッドマン。
とどめを刺さなかった理由は、アンチ君が人間に近づき過ぎ、心を持った生き物になってしまったからとのこと。
グリッドマンは生き物の命は奪えないというのが初耳で、なるほどという感じでした。
そして新条アカネの「また負けた。やっぱり怪獣は負けるために生まれて死ぬのかな」という台詞がなんか切なかったですね。
ここに傘を持ってアンチ君が現れる。
ホント良い奴だなという感じ。
しかし、そんな人間みたいな怪獣は好きじゃないと言われ、別れを告げられるアンチ君。
なんか、新条アカネの自棄になっている感じが痛々しかったです。

そしてなんと、倒されたと思っていた怪獣が脱皮(アレクシス曰く中の人)。
街の管理怪獣を斬り捨ててまわる脱皮怪獣。
アレクシスは街の管理怪獣をまた作ればいいと言うが、今の新条アカネのメンタル状況でそんな余裕ない気がしてきます。
ここらで、アレクシスが新条アカネの世界を乗っ取るために本格的に動き出すって感じでしょうか。
そして、グリッドマン再出動。
またフルパワー全開で行きますが、脱皮怪獣が物凄く強い。
動きが全く読めずにやられてしまう。
そしてアシストウェポンズを引き剥がしにかかりますが、ここで物凄く残虐なシーンを想像してしまいましたが、ジャンクから出てくるだけだったのでそこは安心しました。
こうしてグリッドマンが……というところでアンチ君!!
ここでなんとアンチ君、グリッドマンに対し「お前を倒すために俺は! お前と……!! 共に戦う!!!」と叫び、グリッドマンのような体型に変化というか変身!!
カッコいいね。
ライバルキャラとして期待していましたが、見事グリッドナイトとして覚醒。
これは熱い展開でしたね。
ワクワクが凄かったです。
そして今回も一件落着かと思いきや、新条アカネにグリッドマンの真相が判明してしまう。
ここで、新条アカネがパソコンを破壊するのかなと思いきや祐太を刺した……!!
その直後エンディング。
ここで区切りとは、すっごく先が気になる。
そして、新条アカネの精神状態がもうボロボロな感じですが、この状況はアレクシスにとって計算通りのことなんでしょうか。
加えて、アンチ君もグリッドナイトに覚醒するし。
これからどうなるのか気になって仕方ないです。

そんなわけで、祐太は大丈夫なのかとか、新条アカネはこの先どうなるのか、アレクシスの真意はどこにあるのかとかいろいろ気になりつつ、次回を楽しみに待ちます。
というわけで、今回はこの辺で。

グリッドマン 第9回「夢・想」の感想

「SSSS.GRIDMAN」第9回の感想です。
というわけで、書いていきます。

祐太が目覚めるところからスタート。
そこに新条アカネがいて最初、今回も祐太の家に勝手に来てたのかなとか思いました。
しかし、そのまま見てたら第1回の祐太と六花のやりとりを六花のポジションに新条アカネが収まって話が進行していき「?」という感じでした。
また、内海と六花とも第8回までの話とどう繋がるのか混乱しながらしばらく見てました。
あまりにも意味不明だったので、思わず1回分飛ばしてしまったかと思って確認する程でした。
そうして、もしかして新条アカネが神様特権で今までのことを書き換えたのかなとか思いながら見ていると、ようやくこれが祐太達が見ている夢だったとわかり「そういうことか」とスッキリしました。
にしても、六花の夢編に新条アカネの執事役としてアレクシスが出てきたのは面白かったです。

そして、今回の怪獣出現に対し、グリッドマンが出てこないと抗議に来たアンチ君。
そこで「外の怪獣を倒さないかぎりグリッドマンは現れない」と言われ、素直に怪獣を倒しに行こうとするアンチ君がなんか可愛かったですね。
それを見たアレクシスの「一周回ってグリッドマンのことが好きなんじゃないのかな?」という台詞!
確かに、客観的に見たらそんなふうに見えてきますね。
うん、ホント良い感じにライバルキャラとして育ってきてますな、という感じです。

その間、夢での会話が続いていくなかで、違和感に気付き始める3人。
こうして、新条アカネが見せる(幸せな)夢から決別する3人。
これにより、グリッドマンキネシスを使い怪獣の実体化に成功。
しかし祐太達は目覚めないので、今回はアシストウェポンズだけで戦闘に。
なんと今回、グリッドマン抜きで合体し、パワードゼノンに。
特撮版で言うところのゴッドゼノンって感じですね。
にしても、強い。
登場してあっさり怪獣を倒してしまい、圧倒的でした。
そして、怪獣を倒したのに出てこないグリッドマンについてまたもや抗議するアンチ君ですが、キャリバーさんにグリッドマンに相手にされない理由を「お前は心を持った生き物だからだ」と言われてしまう。
確かに、今のアンチ君とは問答無用で戦いづらいものがありますよね。

それから、精神的に追い詰められてしまう新条アカネ。
正直、今回の夢からよくみんな帰ってこれたなと思ってしまいますね。
あれだけルックスや趣味など自分にとって理想的な相手なら夢でも一緒にいたいと思ってしまいそうなのに。
そして、そんな最高の条件を提示したのにも関わらず拒絶されてしまった新条アカネに対し、かわいそうな気がしてきました。
前回までは精神構造的に恐ろしい娘だなと思っていましたが、今回でその印象がだいぶ変わってきました。
この「SSSS.GRIDMAN」という作品は結局、新条アカネを救う物語ということなのかなという感じですね。
そして、それをどのように救うのか、これからの展開が気になります。

さて、今回の最後に六花がみんなに聞いてほしい話があるとのことで、その内容については次回ということで、今後もグリッドマンに目が離せませんね。
というわけで、今回はこの辺で。

わたモテ 喪146「モテないし雨がやむまで」の感想

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」の喪146の感想です。
というわけで、書いていきます。

下校時、雨が降ってきたので勉強等をして時間をつぶしてから帰ろうという加藤さんからのお誘い。
加藤さんとの仲が急激に良くなったのだなと改めて実感しました。
また、自習室で4人席や6人席が埋まっているとのことで、別々に座ることになりますが、もこっちの横をきっちりキープしている加藤さんがさすがでしたね。

そして、ゆりちゃんはイヤホンで何を聞いているのか。
ゆりちゃんの「お経だけど」と言っているコマでの目にくまが出来ているように見える表情がより雰囲気が出てるなと思いましたね。

それから、メーカーが同じということで加藤さんのイヤホンともこっちのヘッドホンをちょっと交換。
他人とイヤホンの交換って結構ハードル高いと思うのですが、この様子からしても加藤さんがもこっちを気に入っているということが凄くよくわかりますね。
にしても、もこっちの「陰キャだから韻ふむの好きなのかな…」という台詞が面白かった。

そうして、もこっちと加藤さんのおしゃべりに対し、後方から舌打ちが聞こえる。
さすがのうっちーです。
このときって、加藤さんはうっちーのこと気付いていたのでしょうか。

そして休憩時。
4人の立ち方に個性が出てて良かったです。
また、志望校の話でゆりちゃんが青学を受けることにしたと聞いてちょっと安心しました。
おそらくまこっちも「第一志望千葉西で他にいくつか…」の他にいくつかの中に青学も入っていると思われるので、大学でもみんなが一緒にいられる可能性を感じました。
……大学編があればの話ですけど。
高校卒業で終わった方が区切りとしては良いのかもしれませんが、わたモテをずっと読みたいという思いもあるので、続いて欲しいなぁ。
話し戻って、また集まって勉強をやることになりましたが、その際加藤さんは友達も連れてくるといっていましたが、まこっちは誰のことか理解しているのに、もこっちとゆりちゃんが把握できていないのが面白かったです。
でも、2年次のゆりちゃんならクラスメイトの顔と名前ぐらいは一致してそうだけどなとは思いましたが……
そしてもこっちたちと部活中の智貴がすれ違ったとき、友達は(たぶん)加藤さんに意識が向いていたのに、智貴は姉であるもこっちに意識が向いていたという無意識のシスコンぶりがたまりませんでしたね。

そうして4人席に移動。
眠そうなもこっちに対して膝枕を勧める加藤さん。
正直、マジか!? と思いました。
加藤さんのもこっちに対する可愛がり具合が半端じゃないと思いました。
でも、加藤さんの包容力あふれるお姉さんという雰囲気はとても良い、憧れちゃうね。
そしてここでもまた、もこっちを探すうっちーが面白かった。

結局雨はやまず、傘を借りて帰ることに。
ここでゆりちゃんの「時間の無駄だったね」という台詞。
今までは加藤さんに対し、なんというか一歩引いているというか遠慮みたいなものがあったように感じていましたが、その壁みたなものが薄くなってきたのかなという印象を受けました。
もこっちだけでなく、ゆりちゃんの交友の輪も広がってきつつあるのかなと感じました。

今回は加藤さんのお姉さん感が凄かったですが、これからもこっちと加藤さんの関係ってどんなふうに展開していくのかとても気になるなと思いつつ、また次回を楽しみにしたいと思います。

キン肉マン 第268話「死の二者択一!!の巻」の感想

「キン肉マン」の第268話の感想です。
というわけで、書いていきます。

パイレートマンがキン肉マンに失望したところから今回はスタート。
そして、ある種八つ当たりのような感じでキン肉マンを攻め立てますが、う~ん、読んでてオメガが勝手に期待して飛んできただけでしょって思ってしまいましたね。
別に、キン肉マンの方から「火事場のクソ力凄いよ!!」とか言いながらオメガに宣伝しに行ったわけでもないですし……
そして、攻められている途中、キン肉マンが空の方に視線を向けていて、パイレートマンもそれに釣られて空に視線を向けるコマがありましたがあれが何なのか気になります。
パイレートマン自身も何かに気付いたような感じでしたし。
というかこの試合中、キン肉マンがチラチラ別の方へ視線を向けている描写があるので、それが気になりますね。
そうして、パイレートマンのジョリー・ロジャーにより、キン肉マンに死の選択が迫られます。
ここで、苛烈な勢いで攻め立てるパイレートマンですが、心の中で泣いているとキン肉マンが感じているシーン、切なくなりましたね。
先に、期待したのはオメガの勝手だろうと書きましたが、これを見てしまうとそんなことを言えなくなってしまいます。
たぶん、パイレートマンも八つ当たりだと内心ではわかっていながらも、やり場のない哀しみをどうしょうもなくなっているというのが感じられます。
その哀しみをわかってやれるキン肉マンの器の大きさがカッコいいなと素直に感じましたね。
そんなキン肉マンの反応に対し業を煮やしたパイレートマン、キン肉マンを海に落とすべく投げる。
それを崖っぷちからはい上がろうするキン肉マンで今回は終わり。
こっから、キン肉マンの逆転が始まるのかなという感じですね。
ここまで来て、キン肉マンが負けるってことはないと思いますし、次回はどのようにしてパイレートマンが納得するような力を見せるかに期待したいです。

そんな感じで、次回を楽しみにしつつ今回の感想はここまでにします。

キン肉マン 第267話「怒涛の関節地獄!!の巻」の感想

「キン肉マン」の第267話の感想です。
というわけで、書いていきます。

最初に「3勝目はもらった!!」とアオリ文があってキン肉マン勝利の期待感よりも、なんかヤバそうという感じがしてしまいましたね。
実際、その後パイレートマンに技を外されてしまいましたし。
ここで一瞬がっかりしかけるも、さらに52の関節技である「骨破筋交い絡み」を極め直したのには「おぉ!!」となりました。
ですが、それもわりとあっさり外されてしまい「えぇ……」と落胆してしまいました。
ただ、キン肉マンの攻撃はここで終わりというわけではなく、続けてこれも52の関節技である「グローバルプレーンスピン」を極める。
そして止めとして48の殺人技のひとつ「フライングパンチ」を繰り出す。
これで勝負が決まるか、というより、これで決まらなかったら今度、キン肉マンがピンチになるんじゃないかと心配になりました。
というか、ゼブラの二の舞になりそうって思いましたね。
そうして結局パイレートマン、受け止めきりました。
そのときのパイレートマンの「お前の全力のその力…我輩は…受け止めきれてしまった!」と言ったときの表情が悲しげだったのが妙に切なかったですね。
そして、火事場のクソ力に対するパイレートマンの失望感がものすごく伝わってきました。
まぁ、正直パイレートマンだけでなく読者的な感想としてもかなりがっかり感がありました。
あれだけ52の関節技や48の殺人技を繰り出したにもかかわらず、勝負を決めるどころか多少足にダメージを負わせただけという結果がね。
いや、蓄積ダメージが凄くて、次回以降でダメージが徐々に効いてくるってこともあるかもしれませんがどうなんだろ。
もちろん、それだけパイレートマンが強いということなんでしょうけど、六槍客の中でマリキータマンとパイレートマンだけ急激に強くなり過ぎという印象も受けました。
ただ、キン肉マンのフライングパンチを受け止める際、パイレートマンの両腕が光っていたので、もしかしたら無意識のうちにパイレートマンも火事場のクソ力を発揮していたから受け止めきれたのかもしれません。
ルナイトもウルフマン戦で火事場のクソ力を発動していたので、その可能性はあると思います。
というか、それぐらいでないと、キン肉マンの火事場のクソ力を注ぎ込んだ怒涛の攻撃を受け止めきれたことに納得できないです。
この勝負、これからどうなって行くんでしょう。
なんかこのままだとキン肉マンが負けてしまうんじゃないかとそればかりが心配です。
いや、まだマッスル・スパークも残っていますし、まだ全ては出し切っていないので大丈夫だとは思いたいですけど、ゼブラもマッスル・インフェルノを繰り出すとき最後パワー不足で外されてしまったこともあり、心配は尽きません。

そんな感じで、これからの展開に不安を抱えつつも、次回を待ちたいと思います。