薄明光線團

アニメと漫画の感想ブログです

キン肉マン 「さよなら、キン肉マン!!の巻」の感想

キン肉星の大王になるにあたって、慣習的に引退というのは初めて知りましたが、まぁ言われてみればそうかもなっていう感じはしますね。
でもウルフマンの「オレに続いてキン肉マンも引退とは日本も寂しくなるぜーーっ!」という台詞を見たとき、というかむしろ日本を代表する有力な超人っているのだろうかなんてふと思いました。
実際にキン肉マンが引退していた場合、Ⅱ世の感じ的にカオスがこのぐらいの時期に頭角を現すようになっていくのかなとも思いましたがどうなんでしょう。
そして、引退セレモニーをぶち壊しにかかったウォーズマンですが、ロビンマスクの仮面の傷を控え室かどっかで見て、その気持ちを察して動いたのかなとか思うと、この師弟の関係良いなとか感じましたね。
そうして、非公式ながらもキン肉マンとロビンのファイトが始まる。
開始早々にロビン・スペシャルがきまったのは「おぉ!」と思いなしたが、すかさずキン肉ドライバーで反撃、と思ったら即タワーブリッジ、と思えばキン肉バスターが炸裂という流れはすっごい豪華だなと思いました。
ここでロビンの「キン肉ドライバーに続いてキン肉バスター…どちらも一度は食らってみたかった…」という台詞もなんかすんごく良いなと感じさせられました。
また、キン肉マンが引退を止められている姿を見て、真弓の引退時に本当は止めたかったと言いながら涙する委員長もジーンと来て良かったです。
こうして、ロビンの想いが伝わり、キン肉マンは引退届をロビンに託すことに。
ここでの「再戦して勝つまでは出さない」というロビンに対し「一生かかってもおまえには無理」と返すキン肉マンのやりとりもたまらなく良かったです。
そして最後「すくなくとも大王になったからという理由ではな…」とロビンがそっと告げるコマが凄くカッコ良かったです。
というわけで、キン肉マンの引退はこれで回避されたわけですが、ネメシス戦後の扱いはどうなるのかとか微妙に気にならないわけでもないですが、まぁたぶんロビンもこの先復活すると思うので、大丈夫かなという感じです。
といったところで、今回はこの辺で。
お読みいただき、ありがとうございます。